草花

ホトトギス

ホトトギスというと虫を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは植物のホトトギスです。(案外、虫と同じ名前の植物が存在します)こちらの植物は日本固有種です。図鑑によると花の咲く時期は8月~11月となっていますが、最近は夏が暑すぎ...
生物多様性

外来種の代表格 ―セイタカアワダチソウ―

秋になると一面に黄色い花が生い茂っている光景が浮かびませんか?そう、それは「セイタカアワダチソウ」という外来種です。空き地などで一面ギッシリ生えているのを見かけますが、この植物は“アレロパシー”と呼ばれる化学物質を発して他の植物の生育を抑制...
生物多様性

「選択除草」とは?

弊社では植栽の管理に「選択除草」という手法を用いています。「選択除草」とは文字通り選択的に除草する事ですが、弊社では在来植生で構成された植栽管理を行っているため、最優先で除草する対象は外来種(野草を中心にしているため園芸品種も除草の対象とな...
樹木

ベルベットのような手触り

今回ご紹介するのはシロダモの新芽です。4月頃に茶色い新芽が出てくるのですが、この新芽が柔らかいうちだけベルベットのような手触りを楽しむことができます。植物は触られると「触られたぞー」という危険信号を仲間に伝えるシステムがあるそうなので、あま...
草花

マヤラン

蘭の一種である「マヤラン」。ちょっと貴重な植物です。蘭の仲間は菌と共生していることが多くマヤランもその一つ。掘り上げて持って帰っても残念な結果になってしまいます。背があまり高くならないので見つけにくい植物ですが、10月くらいに林床を散歩して...

イラガの幼虫

毒虫の一種であるイラガの幼虫。少し派手な見た目で一見すると可愛らしくも見えますが、触ると雷に打たれたような痛さを感じると言われています。(よく見ると雷様のようなイガイガが付いていますね)色々な植物についていますが、シラカシや生垣によく使われ...
生物多様性

植物の種子散布

植物と一緒に仕事をしていると植物それぞれの「生存戦略」が見えてくることがあります。タンポポなどのようにフワフワした綿毛がつくものは「風散布」という方法で種を飛ばし、蜂などの虫に花粉を運んでもらう「虫散布」、ひっつきむしと呼ばれるくっつく種で...
樹木

「バイオネスト」って何だろう?

「バイオネスト」という言葉を聞いたことがありますか?バイオネストとは、堆肥を作るシステムです。剪定して出た枝などで枠組みを作り、細かい枝や除草した草、落葉や枯草などを枠の内側で熟成させて堆肥にします。一般的な造園会社では作業で出た枝や草など...
草花

ツルボ

ツルボはキジカクシ科ツルボ属の多年草です。小さな花が沢山つくタイプの花で、スッと真っすぐに立つので1本だけ咲いていても可愛いのですが群生しているのもまた美しいです。日当たりの良い農道や土手などを好むようですが林床でも見かけました。
草花

キンミズヒキ

キンミズヒキが見頃を迎えています。キンミズヒキはバラ科キンミズヒキ属の多年草です。黄色い小花が沢山ついているタイプの花で、花自体は小さいのですが群生しているととても綺麗です。「ミズヒキ」という名前が付きますが、赤い小花が沢山つくタイプのミズ...