AGFフィールドとみどりの広場の境に倉庫棟と呼ばれる建物があります。その屋上は屋上庭園になっており独自の環境が形成されています。この屋上庭園は地盤に15㎝程の深さのアクアソイル(人工地盤などを緑化する際に使う軽量土壌)を使用しているのみで、自動潅水装置などは設置していません。
つまり自然に降った雨のみの水分で生きている…という状況です。今回はお写真多めでご案内します。
まずは下から見た状態の屋根部分をご覧ください。

日よけなどもない場所に植物が沢山生えているのがご覧頂けると思います。
次に屋根の上に登ると見える景色です。

撮影したのは7月中旬の景色なのですが、キキョウやオミナエシなどが沢山咲いていますね!実はキキョウは倉庫棟の上には沢山咲くのですが、みどりの広場ではあまり見られない貴重な花です。(去年は広場では見られず、今年は2、3本出ていました)
そして倉庫棟の上でしか見られない貴重なキキョウのお写真がこちら↓


白いキキョウです。
紫のキキョウも美しいのですが、白もまたいい!そして中にはこんなものも!

白の中に紫の筋が入っていました。天は粋な計らいをするものだと感心してしまします。
そしてこの屋上にはこんな植物も

一部地域では絶滅危惧種として指定されているカワラナデシコです。
みどりの広場でもあまり見かけることはなく、なぜか倉庫棟の上では咲いています。
近年、みどりの広場では増えてきているオミナエシも今では町中で見かけない植物になってしまいました。そしてこちらも倉庫棟の上には沢山!背が高くなる植物なので生えてる場所によっては建物の下からも見ることができます。

こういった植物が生えている…ということを踏まえた上で、もう一度全体像をご覧ください。

潅水装置もなく、日陰もないような場所ですが在来の貴重な植物が元気に育っています。表面にはコケも生えているのですが、どのように水分を保持しているのか…とても不思議な環境です。
ちなみにですが、シュッと立ち上がっている植物が沢山見られますが、こちらはチガヤで在来の植物です。残念ながら外来種のメリケンカルカヤなどの侵入も見られるので、これらの貴重な在来種を守るためにも丁寧に除草します。
この場所は、私達が手入れをする時以外には人間が入らない…というのも独自の環境が形成される要因なのかもしれません。

